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『狭霧の國』ストーリー
明治42年。
九州の山に囲まれた町に帰ってきた少年「栄二」は、目の見えない少女「多紀理」と出会う。
ある夜、一人で出かけていく多紀理を追いかけた栄二は、山の湖に住む巨大な怪物「天乃狭霧(ネブラ)」を目撃。
やがて、様々な人間の思惑によって、物語は大きく動いていく。
作品概要
『狭霧の國』は、90年代の怪獣映画をオマージュした中編映画だ。着ぐるみ怪獣とミニチュアによる特殊撮影という旧来の特撮フォーマットはそのままに、人間ドラマをリアルな造形の人形劇として新たな映像表現に挑む。
本編に登場する怪獣ネブラの着ぐるみは、ゴジラシリーズや昭和ガメラシリーズ、大魔神シリーズなどの造形を手掛けてきた村瀬継蔵が担当。着ぐるみ制作はKickstarterでクラウドファンディングキャンペーンが実施され、150%の出資額を集めることに成功した。
また、本編の一部背景画(マット画)は、数々の特撮映画で雲を描き続けている島倉二千六が描いている。
大分県竹田市でのロケを敢行。米シカゴ「G-Fest 2019 Film Festival」オフィシャルセレクション作品、「第2回熱海怪獣映画祭」特別上映、「New York Animation Award 2020」セミファイナリスト、「2020年度 ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」インターナショナルショートムービーコンペティション選出、西サンセバスチャン「サンセバスチャン・ホラー&ファンタジー映画祭」日本映画特集オフィシャルセレクション。
(上映時間:35分 /2019年)
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